小説

異世界食堂

 おすすめ本記念すべき1作目は、4月1日までアマゾンKindleにてセール中の「異世界食堂」です!

 こちらの作品は、「小説家になろう」で連載されているものが書籍化されたもので、2017年にはアニメ化もされました。

 内容は、現代にある「洋食のねこや」というお店が、1週間に一度、土曜日にだけ異世界に通じ、異世界の人々(エルフやドワーフなど)が現代の料理を求めて店に訪れるという話です。決まった主人公はなく、その章にお店に訪れる客の視点で物語が進められます。出てくる料理は、メンチカツやオムライス、洋食ではないですがお好み焼きや豚の角煮なども出ます。どの料理も馴染みのあるもので見慣れたものですが、料理の描写や料理を初めて口にする異世界の人々のリアクションも相まって、出てくる料理が食べたくなります!また、登場するキャラクターも皆個性的で、一人ずつ頼む料理や出自が違うので毎話飽きずに楽しんで読めます!

 中でも、私が好きな話はチョコレートパフェの話で、生クリームを雲と例えていたり、パフェの特徴である様々な盛り付けによって味が変化していく様を表現する文は、甘いものが得意じゃない私もパフェを食べたくなる程でした!

 基本的に、どの章から読んでも問題はなく、一つ一つの話もそこまで長くないので、本をあまり読んだことがない人も読みやすい作りになっています。また、アニメも良く出来ていて料理を食べたキャラクターのリアクションが、声優さんと作画が相まってより作品の魅力が上がっていると思います。是非、見てみてください!

投稿者

oekakisasana@gmail.com

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2021年3月25日